【2日目】
この日も朝、ヒンドゥー寺院からGuru(僧侶)が家にいらしてPuja(お祈り)をしていただき、ファミリー皆でマントラを歌いながらAarti アールティをします。
2日目のランチ。違うメニューだけどこちらもAll veg
1日目と同様、親戚やご友人などが来訪され、夕方までGanpati jiの前でのんびりお話をしながら過ごします。
(私は途中眠くて昼寝をしましたが、これも毎年恒例 笑)
夕方5時頃、いよいよGanpati jiが海へお帰りになります。
これを "Ganesh Visarjan (Immersion)" といいます。
海に帰す日はその家によって異なり、1.5日、2.5日、5日、7日、11日とあるけど、ムンバイの人はみな忙しくて長い休みも取れないので1.5日や2.5日が多いようです。
ソサエティやコミュニティでお祀りしている大きなGanpati jiは、最終日11日目に"Ganesh Visarjan" が行われ、ムンバイの街じゅうで大音量の音楽やダンスとともにパレードがあり、道路は大渋滞。
昨年は、ふだん15分くらいで帰れる場所に2時間もかかりました!
夕方皆でAartiをしてから、車にGanpati jiを乗せ、親戚一同で海に向かいます。
この時、Ganpati jiがお一人でさみしくないようにと、Poha (押し米) とヨーグルトで作ったお団子を"Tiffin" (軽食)として手に持たせます。
家から海までの道のり、皆で
「Ganpati Bappa Morya
Mangalmurti Morya」
(マラーティー(語))
と言いながら向かいます。
太鼓やハルモニウムなどの音楽隊が一緒にパレードすることもあります。
今年は海へ向かう途中、Ram Leelaなどのボリウッド映画監督Sanjay Leela氏のソサエティに遭遇、監督自身もいました!
海に着いたら、まずビーチでPuja(お祈り)をします。
「Ganapati Bappa Morya, Pudhchya Varshi Lavkar yaa」
と言ってお祈りしますが、これはマラーティー語で
「Dear Ganpati ji we pray to you and request you to come again next year with lots of blessing and love. 」
の意味だそう。
そしていよいよ海へ。
海の中に運ぶ係の人が別にいます。Ganpati jiがちゃんとお帰りになれるよう、海の深くまで運んでもらいます。
ちなみにGanpati jiの像は土でできていて、海に入れると溶けるEco Friendlyなものなのです。
Ganpati jiをお見送りした後、家に帰って一段落。
外では夜中までGanpati jiを海に運ぶパレードがにぎやかに行われます。
こちらは一昨年・昨年の街の様子
5日目と最終日10日目が街では特に盛り上がります。
この時期ムンバイにいらした方も、街のいたるところでこの様子が観られますよ!